自然学校発寒では、子供たちに人気のプログラム、護身術を定期的に行なっています。
講師を務めるやっすーこと私が、まず最初に子どもたちに伝えること。
『護身術とは何か? それは、いじめや暴力から自分の身を守る技です。
いざというときに、誰も自分を助けてくれない場面がくるかもしれないよ。
もし自分が何も悪くないのにケンカに巻き込まれたら、勝たなくてもいい。でも、絶対に負けるな!』
私が小樽で少林寺拳法の道場を運営していた頃、門下生によく言っていた言葉です。
護身術は武道なので、礼に始まり礼に終わります。
礼儀を学ぶことは、武道を学ぶうえで最も大事です。
次はカッコよく構えてスパーリング開始。ミットに力一杯パンチを出して。
攻撃が来たらよける。 ボクシングの要領です。
パンチをよけて、よけて、パンチ! パンチ! しっかり力いっぱいパンチを出す練習をしました。
ストレス発散にも効果大です。
次は柔道。と言っても、手をつないだ状態で足払いをこらえる。 投げられそうになってもこらえる。
踏ん張って踏ん張って。それから、相手をしている私を倒すことにチャレンジします。
小学1年生の子には、私は小学2年生レベルの攻撃に手加減します。これがとても楽しい様子で、始めは簡単に倒されてしまいますが、練習を繰り返していくうちに体幹がしっかりしてきてドッシリとした構えになり、ちょっとやそっとでは倒されず、投げられなくなってきました。
頑張って頑張って、とうとう何人もの子どもたちが私を倒せるようになってきました。
私も半分本気になって相手をしているので、しっかり汗をかいて、とても充実したひと時を子ども達と過ごすことができました。
自分は倒されない。 そして相手を倒すという経験は、必ず自信につながります。心に余裕が生まれます。
1日あたり20分から30分の時間ですが。 みんな生き生きとした目で、楽しんで参加してくれています。
これからも護身の技術を学んで、強くたくましく育ってほしいと心から願っています。
(やっすー)
おまけは跳び蹴り!
0 件のコメント:
コメントを投稿